アメックスSPGカードのポイントを利用して「ラヨーン・マリオット・リゾートスパ」にプラチナ会員として宿泊してみた。アクセスも解説(1)

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この度、「SPG・アメリカンエキスプレス」カードの特典を利用して、パタヤの東に位置するリゾート地、ラヨーンにある「ラヨーン・マリオット・リゾートスパ」に宿泊してきました。ホテルの予約からバンコクへ到着するまでを特集でレポートいたします。

●事前準備

アメックスSPGカードの入会特典で付与されたポイントと無料宿泊を交換し、ラヨーン・マリオットを予約する

巷にはクレジットカードが溢れている。年会費無料のものからウン十万円のブラックカードまで、まさに百花繚乱である。

たまたまクレジットカードの専門サイトを閲覧した私は、その魅力に惹かれて、「アメリカンエキスプレス・SPGカード」に入会することを決意した。なぜなら、かのリッツカールトンを始めとして、SPGとマリオットグループが持つ世界中の高級ホテルに毎年無料宿泊できる特典、さらには条件が庶民には厳しすぎるため、通常なら得られることのないホテルのゴールド会員資格をも付与されるという抜群にコスパが優れたカードであり、総じて専門家からも高評価であったためである。


▲アメックスSPGカード。年会費は3万円オーバーと高額だが、それ以上のベネフィットを得られると大人気のカード

無料宿泊するに十分な入会特典のポイントがサービスされた私は、その利用機会を伺っていた。そんな折、これまで別々であった「SPGとマリオットのプログラムが8月18日に統合される」とのニュースがもたらされた。詳細は割愛するが、銀行が合併してメガバンクが誕生するようなものである。私は今がチャンスかもと思い、いつか泊まってやろうと目を付けていた、

「ラヨーン・マリオット・リゾートスパ」

▲タイランド湾を見下ろすリゾートホテル。周りは海と山だけである

このリゾートホテルでポイントを利用することにしたのであった。ただ、プログラムの統合前後で必要なポイント数も変わるようであったので、予約センターに尋ねてみたところ、

予約センターの係員
「そちらのホテルですと、統合後にポイントを使用された方がお得です。なお、予約自体は今からできます」

キャンセルも3日前までなら無料で可能とのことでもあり、私は8月前に予約を完了させておいた。

後に、これが思わぬ幸運を招くことになったのである。

SPGとマリオットのポイントが統合された。ゴールド? プラチナ? 私のステータスはどうなった??

私はスマホ上に、SPGとマリオットのアプリをダウンロードしてある。アプリの開発者も苦労していると見え、相当に使い勝手が悪いアプリであったのだが、ツイッターを参照すると、やはり8月18日の統合後には不具合が多発したようだ。

さて「統合後のステータスはゴールド」であるとの事前情報に反して、なんと私のステータスは「プラチナ」になっていたのである。


▲アプリ上でのステータスは間違いなく「プラチナ」である

バグなのか? それとも本当にプラチナ会員資格に昇格したのか??

調べてみると、私と同じようにプラチナ会員と表示されて嬉しい誤算に戸惑っている方や、「プラチナになっていて喜んでいたら、すぐにゴールドに格下げになっていた」と書き込みしている方もあり、カード会員には相当の混乱が生じていた。私も表示だけはプラチナのままであっても「それはバグです。貴方はゴールドです」とチェックイン時に言われるのではないかと心配したのだが、さらに調べてみると、

統合前にホテルを予約した会員だけ、期間限定サービスでプラチナ資格を付与

したものであるようだ。早めの予約が、思わぬ形で私に幸運をもたらしていたのであった。ゴールド会員とは異なり、上級のプラチナ会員ならば、

朝食無料
一部スイートを含むより望ましい客室へのアップグレード
16時までのレイトチェックアウト

等々の特典が受けられるので、非常に有難い。これなら、無料宿泊を思う存分満喫することもできるだろう。宿泊が今から楽しみである。

予約確定。さらにもう1泊を公式サイトで予約した。その後、他サイトで最安値を発掘したのだが、果たしてマリオットは、ベストレート保証の約束を守るのか? アメリカの担当部署は聞き分けがなく、日本の予約センターは「オラ知らね」

マリオットホテルはラヨーンの外れにあって、バンコクからは車で4~5時間はかかるようだ。そうすると、いかにレイトチェックアウトできるとはいっても、たったの1泊だけではもったいないようにも思えたので、もう1泊追加することにした。

ただ、この追加分はポイントを使用せず、公式サイトで提示されている料金にて予約することにした。なぜならマリオットは「ベストレート保証」を謳っており、条件に見合えば差額分が値引きされるので、それなら損をすることがないといえるからであった。

https://www.marriott.co.jp/online-hotel-booking.mi

この他ベストレート保証は、アゴダやエクスペディアを始めとして多くのサイトが売り文句としている。以前、ある予約サイトにベストレート保証についての質問をしてみたところ、肝心なところは曖昧な回答に終始して確約が得られず、イマイチ信用がおけない印象を受けた。マリオットであっても、

本当に保証してくれるのだろうか?
何だかんだとケチをつけるのではないか?

との懸念が生じたのだが、いくらなんでもマリオットグループならば、正々堂々と対応してくれるはずだ。

ところが、である。

私は公式サイトで予約した翌日、最安値を提示するサイトを見つけ出したのである。それが、「ホテリア ドットコム」であった。

https://www.hoterea.com/

よし見つけたぞ! 同条件で最安値だ!

私は早速申請フォームに必要事項を打ち込んで送信すると、マリオットからの「アラこちらのサイトの方が安かったわね。では差額分をお返ししますわ」の返事を待った。

だが届いたメールには、冷たく突き放すような「拒否」の文字が刻まれていたのであった。その理由は、

マリオット ベストレート保証担当者
「私がその値段を確認できないので、拒否します」

バカも休み休み言え、と私は頭に来た。貼り付けたURLも間違いはないし、現に再度検索してみても、やはり最安値を提示していたのである。「真面目にやれ。もう一度確認しろ」と返事をしたところで、「確認できませんでした。拒否します」の同じやり取りがなされるだろうと思われたので、私は最安値が表示されたスクリーンショットと外為レートの画像を添付して送信してやった。

証拠画像を付けているのだから、担当者も事実を受け容れるより他あるまい。なお、ベストレート保証の部署はアメリカにしかなく、よって、担当者もアメリカ人であったから英語でのやり取りとなった。


▲聞き分けのないアメリカ人担当者に送信した証拠画像。公式サイトよりも1,000円近く安かった

証拠画像も送ったというのに、翌日に返ってきた回答は、やはり「拒否」だった。理由も同じく「私が確認できないから」というものだった。

何かがオカシイ・・・

疑問に思って色々検索してみると、私と同様に拒否された方の体験談がネット上で見つかった。どうやら、ホテリアは、海外からは上手く検索できないサイトであり、それが担当者の言う「確認できない」の理由だったらしい。無論、私がアメリカからホテリアにアクセスしてみた訳ではないので真偽を確かめることはできないのだが、仮にそうだとすれば、次回以降はホテリアを比較対象にすることはできないことになる。

また、ベストレート保証を謳うマリオットであるが、一応日本の予約センターにも問い合わせてみたところ、

日本の予約センター
「それ、アメリカの部署の仕事だし。うちらに言われても困るんだけど」

知らぬ存ぜぬの一点張りであった。確かに部署は違うかもしれないが、日本人宿泊客からのこういった事務的な対応は、やはり日本人が行ってもらいたい。現に今回、最安値が他サイトで見つかったのに結果は拒否だったし、英語の苦手な日本人にベストレート保証を受けづらくさせるための障壁を設けてあると思われても仕方ないのではないか。なお、日本語公式サイトには、アメリカ人担当者とやり取りする必要があるとの注意事項は見当たらない。

ここで得た教訓は2つある。

一、少なくとも「ホテリア ドットコム」は比較対象としては使えない。もっとも、ベストレート保証の担当者は申請にケチをつけて拒否ることが仕事だから、他のサイトであってもあら捜しをすることだろう

一、担当者はアメリカ人。言葉と文化の違いがあるし、そもそも顧客満足度は二の次に考えているので、やはりベストレート保証の適用を受けるまでには高い壁が存在する

●宿泊1日目

 エカマイ・バスターミナルからラヨーンに出発する際には、落とし穴がいくつかあるので注意

目的地であるラヨーンへは、エカマイのバスターミナルから1時間おきにバスが出ていると聞き、詳細なる事前調査を怠ったのが良くなかった。



▲BTSエカマイ駅すぐにあるバスターミナル。入口付近には、「100m先左折」を掲げるマネキンもある

このバスターミナルに行くといつも混乱させられるのだが、たとえばパタヤ行きのチケット売り場はいくつかあって、どこで購入してよいのか、よく分からないのだ。さかんに「パタヤ―、パタヤ―」と呼び込みする窓口もあり、外国人狙いのボッタクリなのではないかと非常に胡散臭い。


▲「パタヤー、パタヤ―」この窓口付近には多くの呼び込みがいるので胡散臭い


▲こちらの窓口には呼び込みはいない。一番右のパタヤ行きの窓口は大型バスでの運行

これは想像だが、「◯◯旅行サービス」「◯◯バスツアー」みたいな事業者がいくつも参入していて、それぞれ得意とする路線を運行しているのだろう。たとえば成田空港と東京を結ぶバスならば京成バスやらエアポートリムジンやらが競合しているのと同様に、ドル箱路線のパタヤでは複数の会社が客を奪い合っているのでなはいだろうか。


▲肝心なことはタイ語で書かれているので、一般的な日本人ならほぼ理解不能

さて、ラヨーン行きの窓口を探してみると、2つの窓口を確認することができた。窓口のおばちゃんは英語が不得手でコミュニケーションが図れないので、質問してみても、どこまで言葉を信用していいものやらアヤシイ感じがする。事前の調査によると、「ラヨーンまで直通の経路」と「パタヤを経由する経路」の2つの便があって、経由便は恐ろしく時間がかかるとのことであった。これはなんとしても直通便を購入しなくてはならない。

そしてもう1つ死守しなければならないことがある。それは、

バン(ロットゥー)でなく、大型バスのチケットを購入すること


▲大型バス。車両自体は日本で稼働中のものに比べると、当然劣っている

であった。なぜなら、バンは車内と座席が狭くて窮屈この上ないため、長時間の乗車には全く適さない乗り物だからである。


▲バン。非快適な旅が約束される

「ラヨーンまで直通かつ大型バス」のチケットは何番窓口で売っているのか? 私は窓口のおばちゃんに質問するのを止め、英語を話せそうな乗客を見つけて適切な窓口を教えてもらう作戦に変更した。


▲この7番乗り場からの出発だろうと予測して、英語が話せそうな待合客を探した

私はラヨーンの文字がある7番乗車口付近へと移動し、適当な乗客がいないか探してみた。すると、いましたいました、見るからに女子高生っぽい子がスマホをいじりながら腰かけていたのであった。私はすぐに声を掛け、ラヨーンのマリオットホテルに行きたい旨の事情を説明すると、

女子高生っぽい子
「私が窓口で訊いてあげるわ」

と親切に申し出てくれたのである。これには助けられた。

そして、彼女に連れられ、まず訪れたのがこの20番窓口である。確かにラヨーンへは行くが、バンになるとのこと。


▲20番窓口。向かって右手奥の方にある。どの窓口でも、日本の係員のような丁寧な対応がなされることは、まずない

バンは避けたいとお願いすると、次に来たのが5番窓口である。この路線は、ラヨーン中心部でなくバンペーに行くものであり、マリオットホテルへ行くにはここが最寄りなのだという。しかも、バンでなく大型バスである。


▲ちゃんと「BIG BUS」と張り付けてある

ところが所要時間が「4時間以上かかる」とのことでもあったので、直通なのか色んなところを経由していくのかを尋ねてもらったのだが、女子高生っぽい子も、よく理解できていないようだった。

そこで私は、どうせ時間がかかるのなら、この子と一緒の便でラヨーンまで連れて行ってもらい、そこからタクシーなりソンテウなりでホテルまで行けばいいやと考え、彼女にプランを打診すると

女子高生っぽい子
「いいわよ、一緒に行きましょう。ラヨーンのバスターミナルからも案内してあげるわ」

と快諾を得た。そうと決まったので、私は先の20番窓口でラヨーン行きバンのチケットを購入した(162バーツ≒約500円)。この便は座席指定がされていたのであるが、運転手と乗客に交渉し、彼女と隣同士の席にアレンジしてもらった。これで道中、おしゃべりしながら楽しく向かうことができる訳だ。

ただし直後に、バンに乗る時の注意事項を痛感させられることになる。その注意事項とは、「一番後ろの座席は避けるべき」ということである。

なぜなら、座席がリクライニングしない上に前の座席との間隔が狭く、足を伸ばすことができずに非常に苦しかったのである。ある程度の身長がある男性ならば、体に負担のかからない座席優先でチョイスした方が良い。自由席制の場合には良い席から埋まってしまうので、早めにベストポジションを確保されたい。また、総じてバンのドライバーの運転は荒くて下手クソなので、良席を確保することは三半規管のためにも重要である。


▲狭くて辛かった車内の様子。運転も下手すぎて、上下左右に揺れまくっていた

お世辞にも快適とは言えない車内ではあったが、隣に座る彼女からは、私におやつとしてクッキーが提供された。とても気の利いた女の子である。改めて訊いてみると、彼女は女子高生ではなく、タマサート大学に通う19歳のJDであり、ラヨーンへは月に1度くらいは帰省するのだという。


▲ラヨーン出身で、高校卒業までは地元で生活していたとのこと

タマサート大学の女子大生
「だって、両親に顔を見せてあげたいから」

月に1度とはいえ、ラヨーンまで帰省するのも大変なはずだが、さすがにタイ人は両親を大切にする国民性だけあるなと感心した。

さて、13:30にエカマイ・バスターミナルを出発したバンは、意外にも早く、16:10ラヨーン・バスターミナル2(新しいターミナル)に到着した。狭苦しい車内からようやく解放されたのである。


▲ラヨーンバスターミナル2の待合場。まだ新しい感じがした

ラヨーンのバスターミナルは新旧の2つあり。マリオットホテルへは、ターミナル2から直接行くことはできない。ソンテウを乗り継ぐ必要がある

ラヨーンのバスターミナルは、古い方の1と新しい方の2である2つがあるのだが、ラヨーンとバンコクを結ぶのは新しい2の方である。イメージ的には、2がスワンナプーム空港で1がドンムアン空港といったところであろう。私は若干の空腹を感じたことから、ターミナルにある屋台でチャーハンを食した。


▲熱心にスマホをいじる女子大生。チャーハンは40バーツだった

マリオットホテルに行くためには、ここからターミナル1まで行き、別のソンテウに乗り換える必要があるという。ターミナル2にはタクシーが数台客待ちしていたので、タクシーを使う方法はどうなのかと助言を求めたところ、

タマサート大学の女子大生
「すごく高いからやめた方がいいわ。ホテルまでは相当の距離があるのよ」

地元民の言うことは確かだろう。ここは素直にソンテウを乗り継いでホテルに向かうとしよう。我々を乗せたソンテウは、20分ほどでバスターミナル1に到着した(15バーツ≒50円)

ターミナル1からマリオットホテルに向かうソンテウは、これ

ターミナル1からは、いくつもソンテウが出ているようだった。


▲これがターミナル1。ラヨーン市内各所への発着地点でもある


▲ソンテウの時刻表か。乗客がある程度揃わない限り出発しないので意味がないように思う。いずれにしろタイ語が読めなければ話にならない

その中から、彼女がマリオットホテル前を通過するソンテウを見つけてくれ、運転手に私をそこで降ろすようにと伝えてくれた。


▲マリオットに行くソンテウ。「RAYONG-BANPAE-KOH SAMED」と書かれている車両に乗車する

また、ホテルまで運賃はいくらかと訊いてもらうと、運転手は私をチラリと見て、「こいつは旅行者だな」と一瞬考えこんだのである。こりぁ絶対に外国人料金を提示するぞと身構えたのだが、

ガラの悪い運転手
「さ、30バーツだ・・・」

意外や意外、ほぼ適正料金を提示したのであった。もっとも、彼女がそばにいてくれたおかげなのかもしれない。私が乗るべきソンテウを見ると、既に荷台の座席は満席状態であり、ここからホテルまで小一時間かかるというのに立ちっぱなしでは厳しいものがあった。そこで私は空いていた助手席に乗っていいかと尋ねると、

ガラの悪い運転手
「俺はスパスパとタバコを吸うぜ。それでも良ければ乗りな」


▲ご覧のとおりの汚い車内。運転手の人柄も想像つくはず。ウ●コのような謎の物体も見える。ワイパーも中途半端な場所に留まっており、故障中でも直すつもりがないのだろう

息苦しくなるのも辛いが、タバコの煙を浴びる方が荷台に1時間立ちっぱなしよりはマシであると考え、助手席に乗り込むことにした。エカマイから案内してくれた彼女とも、ここでお別れである。彼女は今夜、両親と一緒に食事をするのだが、それまで図書館で時間調整するのだという。またいつか、どこかで会いましょうと再会を約すと、彼女は別のソンテウへと乗車した。


▲さらばタマサートの女子大生よ

17:30、私のソンテウは、ターミナル1を出発した。

ターミナル1からマリオットホテルまでは、なんと40キロ近く離れている。それほど田舎道という訳ではなかったのだが、野良犬の姿が多く目についた。夜間に徒歩で出歩くのは賢明ではないだろう。


▲道が広く、信号もない


▲至る所に野犬がいた。夜間になれば攻撃的に行動するはず

途中、バーンペーを通過。エカマイを出たバスは、ここに到着するのか。なるほどバスターミナル2と比べると、マリオットにずっと近い。次回は5番窓口でチケットを購入することにしよう。

18:30、ようやくマリオットホテル前に近づいた。ソンテウが止まる瞬間、なにが気に入らなかったのか分からないが、運転手は大声で「オーケー!!」と私に怒鳴り立てた。訳の分からない運転手も少なくないので、油断は禁物だ。

ホテル前の道路からホテルのフロントまでは、だらだらした上り坂になっていて、キャリーケースを引きずりながら歩くのは少し疲れてしまう。ほとんどの宿泊客は高級車で乗り付けてきており、このようなリゾートホテルにソンテウでやってくる私のような客などは、はなから想定外なのだろう。


▲最後の上り坂。ホテルまではもうすぐだ

いよいよチェックイン。プラチナ会員としての宿泊となるのか? アップグレードはなされるのか? 運命の時はきた

ホテルのエントランスに一歩足を踏み入れた。全体的な色調が黄金色に感じられてゴージャスだ。窓も壁もとっぱらわれた海辺側に目をやると、庭園の景色にしばし心を奪われてしまった。夕暮れ時の光は柔らかで、吹き抜ける風が実に心地よかったのである。


▲太陽光線の具合にもよるのだろうが、女性の後姿が黄金色に輝いている


▲夕暮れ時の光と吹き抜ける風が、最高に心地よかった


▲エントランス付近にあるラウンジ。午前から絶賛営業中


▲淡い紫色に染まる雲。陽が落ちる頃、ライトアップもなされる


▲芝生では、親子がサッカーに興じていた。涼しい時間帯なら熱中症の心配もない

さてチェックインだ。情報が錯綜している「アメックスSPGカード」のホテル会員ステータスはゴールドかプラチナか? 「プラチナ! プラチナ!」と祈りつつパスポートを差し出した。さぁ、どっちなんだ?

すると「まぁ慌てなさんな」とばかりにウエルカムドリンクが提供された。乾いた喉には、いかにも南国ジュースといった感じの美味なる清涼飲料水であった。


▲甘すぎず、ちょっとした喉の渇きに合うドリンク

フロント嬢
「プラチナ会員の方ですね! お部屋もアップグレードさせて頂きます。レイトチェックアウトも16時まで可能です」


▲応対してくれたフロント嬢。八重歯がチャーミングなタイランド湾の黒真珠

ヤッター! 期待どおりのプラチナ会員資格でチェックインすることができた。よって、私が予約した最もグレードの低い「マウンテンビュー」ルームから、「オーシャンビュー」ルームへとアップグレードされたのだ。どんな部屋をあてがってくれたのだろうか、非常に楽しみだ。

フロント嬢
「ウエルカムギフトとして、無料の朝食かマリオットポイントのどちらかをお選びいただけますが、どちらになさいますか?」

事前のクチコミによれば、朝食が良かったという声が多かったため、私は迷わず朝食を選択した。だがフロント嬢から、ある事実が告げられたのである。

フロント嬢
「無料になるのは公式サイトで予約した宿泊分だけです。ポイントを利用しての無料宿泊については有料となります」


「えっ!! プラチナ会員なら、朝食無料ではなかったの?」

ポイントを利用しての無料宿泊においては、アップグレードはなされたとしても、朝食は有料になるとのことである。今の今まで無料だと勘違いしていた私にはショックが大きかったのだが、仕方ない。会員諸兄につきましては、この点誤解なさいませぬようお気をつけくださいませ。

これがアップグレード後のお部屋。お部屋も広々で海も一望

渡されたキーカードの部屋番号を基に、廊下をズンズンと歩いて行く。


▲長い絨毯敷の廊下を奥まで進んでいく

マリオット公式ホームページによれば、プラチナ会員のアップグレード特典として、

一部スイートを含むより望ましい客室へのアップグレード

がなされいてるはずである。私の部屋は一番奥の角部屋に位置していたので、「もしかしてスイートかも」と期待は俄然高まった。さあ、どんな部屋なんだい、その姿を見せておくれ。


今回、宿泊した部屋がこちら。期待は高まったがスイートではなかった。残念


▲バスタブはTOTO製であった。入浴中に海を眺めることもできる


▲バスタブとシャワーブースが離れている不合理な造りはタイならでは


▲トイレは至って普通。こちらはTOTO製ではない


▲アメニティ類。一通り揃っている


▲ベッドメイクの方の手作り作品。ベッドに入るのも気が引けてしまう


▲海を間近に見ることのできるエクストラベッド。ただ、この枕だとすぐに首が痛くなってしまう

確かに一般的な「オーシャンビュー・ルーム」よりは広い部屋ではあったのだが、部屋を見比べさせてもらったところ、ただ広いだけで造りは同じであり、スイートではなかった。ハイシーズンでもなく、空室はたっぷりとあったはずなのだが、アップグレードは、「2ランクアップ」といったところであった。私の身なりがみすぼらしかったため、スイートへのアップグレードがなされなかったのかもしれない。

ウエルカムフルーツを頂いたところで、ホテルの敷地を夜の散歩と洒落込むことにした。


▲リンゴが2つにブドウが1房のウエルカムフルーツ

海辺の方からは、何かのパーティでもやっていそうな賑やかな声が聞こえてきた。散歩がてら、どんなイベントなのかを見に行くことにした。

次回へつづく

次回予告
ラヨーン・マリオット・リゾートスパには、大小2つのプールを始め、宿泊客がのんびりと休暇を過ごすことができる設備が整っていました。次回は、2日目と3日目の模様をお伝えいたします。



 

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